むらの困りごと解決隊 実践に学ぶ地域運営組織(一般)
2018年09月02日
農山漁村文化協会
~豊かな地域となるために~
「地域運営組織」とは「小さな拠点」「地域自主組織」とも呼ばれ、自治会などの地縁組織を補完し、地域課題を解決する組織のことを言います。
「平成の大合併」による行政サービスの低下を補うため、小学校区や旧町村単位で設立され、学校の統廃合、路線バス廃止、鳥獣害、耕作放棄地、放置竹林などの「むらの困りごと」を解決するための活動を行っています。
例えば、高知県では県内各地に「集落活動センター」を組織し、学校給食事業に取り組んだり、休止となったガソリンスタンドを再開させるなどの活動が紹介されています。
過疎化の進む島根県においても、こうした実践例は、地域を豊かにするための参考になるのではないでしょうか。
(島根日日新聞 2018年8月20日掲載)