干菓子250(一般)

2020年10月28日

所蔵情報

淡交社編集局/淡交社

 ~目で見て、味わって楽しむ!~

干菓子とは、文字通り「乾いた菓子」のことです。茶道とともに発展してきた干菓子は、主菓子(生菓子・蒸菓子)よりも姿形や色彩を工夫しやすいため、季節感を添えやすいのが特長で、煎餅、有平糖や金平糖などの砂糖菓子、琥珀、州浜など種類も様々です。
本書では、江戸時代から作り続けられている伝統的な銘菓や、銘菓の色彩やデザインをアレンジしたもの、現代の感性でデザインされたものなど各地で作られている250種類の干菓子を紹介しています。
今年は、松江城大茶会などのイベントも中止になり、外でお茶をいただく機会は少ないかもしれません。本書に載っている干菓子は、ネットショッピングで購入できるものがたくさんあります。取り寄せて、家でお茶とともに楽しんでみてはいかがですか。

(島根日日新聞2020年10月26日掲載)