ときめく雲図鑑(一般)
2021年02月12日
菊池真以:写真・文/山と渓谷社
~空を眺めてみましょう~
空を見上げると、いつもふわふわと浮かんでいる雲。私たちが住んでいる山陰は、晴れの日より、どんよりと厚みのある雲が空を覆っている日が多いです。
本書では、気象予報士の著者が、雲についてやさしく教えてくれます。
雲は水でできており、蒸発した地上の水が、空で冷やされて発生します。
たくさんの雲に覆われた空を私たちは曇り空と表現しますが、雲がどのくらい出ていたら「曇り」なのでしょうか。
冬は気温が低く、外に出るとひんやりしますが、空気が澄んでいるため空が美しく、雲の観察に適しています。今年は雪が多いと言われていますが、雲の隙間から見える晴れ間を見て、ときめいてみませんか。
(島根日日新聞2021年2月8日掲載)